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 | 2012年 1月13日 
| あら楽し 思いははるる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし
 (大石内蔵助)
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 18:38, Friday, Jan 13, 2012 ¦ 固定リンク 
 
 | 10日に講座が修了式を迎えた。 半年という時間は、時間として考えればもしかしたら長かったのかも知れない。でも、決して長いようには思えなかった。日々濃密で実に走り抜けるようだった。
 受講生はもっとそうだろう。履修しなくてはならない事や制作関係で追われきっていた事だろう。でも、それぞれの頑張りは確実に各自の力となり、自信となっているはず。
 
 しかしながら、あれだけ毎日あった講座が、急に無くなると変な感じ。
 酷い時は朝4時頃に起きてその日の授業で使うプリント類(教材)を、前日の進行状況と受講生の分かり具合を考えながら書き、プリントアウトしては朝コピーして持って行く……という事をずっとしていた。何かの本のコピーでなく、ソースは流用したものもあったが、基本、すべて1から考えて書いたテキストゆえ、毎朝作るのも実は凄く疲れる作業ではあった。殆ど寝てなかった時もあったしね。
 そんなふうに、ずっとかなり過密な生活をしていたので、講座がなくなった状態にまだうまく適応出来ないでいる。学校に行くために起きていた、プリントを作らないでいい時のいつもの時間(5:30)になると「はっ!学校の支度!」と焦って飛び起きてしまう自分がいる。
 でも、元の状態に心身を戻していかなくては、ということで、今はある意味、リハビリ期間かも知れない。
 
 ていうか疲れが出てるみたいで熱がまた上がって、昨日まで実質、ぐったりのびていた。
 昨日は必要各所への連絡だけは出来て、それだけでも少し回復しているのかという気も。
 と言いつつ、今日もまだ微熱みたいな。気温が寒いんでなく、変なぞくっとする寒さが終日まとわりついている。
 身体に抵抗力がないのね。何度もぶり返している感じ。
 
 
 今日、工場に入院していたヴィッツが戻って来た。
 ここには書かなかったが、昨年11月に事故っていた。けが人もなく、酷い損傷でなかったのが幸いだった。しかし、ただでさえ上記のような状態を何ヶ月も続けていたため疲れがピークになりつつあった事と、保険会社やいろんなところからの凄い回数の電話と、授業中はそれらに出られない事を伝えてもなお、すぐに出ない事を非難されるような局面も何回もあり、気が全く休まらずひたすら疲れて心が内に向いていたように思う。
 加えて、12月はじめに代車の期間が終わってバス通勤+そこから学校まで徒歩という状態になった訳だが、車だった時と違って、外の冷たい空気が高輪のウィークポイントである気管支を直撃していたようだ……程なく気管支炎的な発熱。学校も2日休んだ。年末もぐずぐずし、咳喘息に移行して今に至っている。
 そんなこんなだった訳だが、ようやくヴィッツと久々に対面。なんだか長い道のりだった。冬タイヤに換えていなかったため、受け取ってから再度工場に行き、タイヤを交換して貰ってまた戻って来る(つまり2度、工場とうちを行き来した)事になるが、それでも、久々に走れてとてもすっきりした。
 帰りはやはり、いつもの川べりを通って来た。
 ポツポツと雨の落ちる中、川面はいつものように滔々と、冬枯れの色をした草たちが岸辺でカサカサと乾いた音をたてていた。
 思わずすーっと息をする。
 
 何だかずっと長い闇の中を走っていたような気がする。
 重い夜が明けたような、そんな1日。
 
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 17:06, Friday, Jan 13, 2012 ¦ 固定リンク 
 
 
 
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